設備積算で必要となる知識や技術

設備積算とは設備を建築するのに必要となる全ての資材の量を部材単位や部位単位、仕様単位や材料単位に資材の量を決まりに従って割り出すことです。

設備を建設するのに必要となる、仮設材などの数量も計算することが出来ます。

決まりと守って計算することによって、公平性や資材の量の透明性を確保することが必要です。

改修工事などにおいては、その改修工事の対象となる範囲だけの資材の量を計算することになります。

資材の量を計算するだけではなく、単価をリサーチして値段を入力して施設を建設するのにかかる資材の金額を割り出すまでの作業を設備積算と言う場合が一般的です。

積算はIT化されてきていて、近頃では積算を行う技術者に対してCADを操作する能力が要求されるようになっています。

設計図には必ず仕上げ材に何を使うのかは記載してあるのですが、下地に何を使うのが適しているのやどのような部材を組み合わせれば良いのかなど積算に必要な情報が全て示されている訳ではありません。

したがって建築技術者は、そういった分からないことに対して自分で答えを見つけ出すことが可能な設計図を読み込む知識や技術が求められます。

資材の量を割り出すのと同様に、仕様をはっきりさせておくことも重要です。

仕様が明確化していないと、誤った単価を入力してしまう可能性があるからというのが理由になります。

この会社に在籍している建築技術者は設備積算に必要となる、こういった知識や技術を兼ね備えているので安心して依頼することが可能です。

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